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zoom RSS 妙全物語 第五話 結婚まで

<<   作成日時 : 2008/08/18 23:16   >>

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中学校を出てから妙全は、戦争で亡くなった父の代わりに働かないといけなくなりました。
下に3人の兄弟を抱え生活は厳しいものでした。

お菓子屋さんに就職して
基本を習ってきたようです。

その仕事は毎日アンコ練りばかりで、他のことはやらせずに
腕は痛くなるし、そのアンコが顔にはねて痛くて大変だったと言います。


梅津まつおさんの旅館の帳場で会計をしていた時がありました。

そのころに「遺族会の維持に対する書道教室」をするからという話になりました。
梅津さんと城南小学校の校長先生と谷村ていじさんの3人が指導するから手伝うかと言われたそうです。

2年くらい土日に頼まれました。

そこの書道教室を手伝いながら
後は自分の家での食堂です。

カキ氷、ところてん、おしるこ、あんみつ、牛乳、カルピスなど
さまざまなものがありましたね。




そこに妙全の夫になる人がよく食べに来ていたらしいです。
だんだん来る日が多くなり

牛乳1本12円なのに、一万円を出し、お釣りはいいから!とさっさと帰っていったりして
妙全の気をひいたらしいです。

妙全は走ってお釣りを持っていったりして
それが何度も続いたそうです。

そんな感じで二人は結婚につながりました。




この人で大丈夫か心配になった母と妙全はハワイのおばあさんに聞きに行きました。
「結婚してもいいですか?」

ハワイのおばあさんは

死ぬ近くなってからこの人と結婚してよかったと思う。
この人との間の男の子供は育たない。

という答えでした。
そう言われても、子供がお腹にいましたから、もう迷っていられません。


結婚式はしていませんから神様にも誓っていない!と妙全は言っています。
式はしてはいませんが、披露宴はしたそうです。

昭和31年11月11日、大雨でした。

着物で着飾った妙全は
雨で足元がひどく気になった日です。

この結婚はよかったのだろうかとその時に深く思ったそうです。



不定期につづく。


    妙恵。



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