四苦八苦(しくはっく)。


私たちの会話でよく聞く言葉で

四苦八苦といいますが、

「四苦」は生老病死のことです。

四苦八苦の「八苦」は生老病死の四苦が入っての8なので
後の4つということです。



それは次のような苦しみのことです。


愛別離苦(あいべつくり)愛する人と別れなければならない苦しみ。

怨憎会苦(おんぞうえく)嫌いな人と会わなければならない苦しみ。

求不得苦(ぐふとっく)何かを得ることができないと知る苦しみ。

五陰情苦(ごおんじょうく)人間の体や心の欲望を抑えられない苦しみ。


愛別苦離は誰しもわかることですよね。
きっと人間生きているうちに何十回、何百回と味わう苦しみではないでしょうか。

次の怨憎会苦ということばに可笑しく笑ってしまいました!

嫌いな人に会わなければならないということにです。
本来ならまず人を嫌いになってはならない!と説くのではないでしょうか。

仏教用語なのに人を嫌いになるというこの人間らしい表現が大昔からあったことに
私としては楽しくなってしまいました。

これは現代社会の問題ではありませんか。
仕事のストレスではなく、人間の対応でのストレスをかかえている世の中だと思っていましたら

こんな昔からあるとお釈迦さまは説いていらっしゃるのです。

昔からあるということは、これからも続くということにです。
逃れることは誰しも簡単ですが
社会においては無理なことですね。

嫌いな人と会うことがどこまでが苦痛でありストレスで、どこまでがストレスを感じないかは
個人個人の人間性の許容範囲ですから

自分に問いかけてみてください。
それでわからなくなった時には相談ください。
それが私たちの役目です。

怨憎会苦、ちょっと面白い言葉だと思いませんか?



妙恵。


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