供養の話パート2。

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昔の相談の話です。
猫の霊の話は前にも書いたと思うんですが
これはまだ書いてなかったように思います。
書いたのを忘れていて重複していたらごめんなさい。


ある人が夜になると痒くてかゆくて寝られないということでした。
一日じゅう起きているといいます。
もう耐えられなくてどうしようと相談にきたそうです。

猫が憑いている、ということになりました。
覚えがないかと妙全は言いました。





その人は行商人でした。背中に荷物を背負って列車に乗って物を売ってくるという仕事をしていました。

ある日いつものように物を売って背中の荷物が空っぽになって家に帰ろうとしていました。
ある家で野良猫がいてどこかに捨ててきて欲しいと頼まれたんだそうです。
それで何も考えず、空っぽの背中の「しょいこ」(籠)に入れてどこか適当なところで降ろそうと思いました。

汽車に乗って急に思い出しました。背中に猫がいたんだったと。
それまで泣き声もなくおとなしくしていたらしいのです。
その人はあせって
思わず動いてる汽車から窓を開けて投げたんだそうです。
そこはトンネルだったといいます。





お分かりのとおり
どこかに置いてあげればまだしも、汽車から投げれば命がないはずです。


その猫が行商人に祟っていました。
すっかりのりうつったというのです。


妙全がその猫を何度か拝んであげたら
夜な夜な痒くて一晩中寝られないのが治まったそうです。
その痒さや痛みは半端なかったといいますが
すっかり治まったらしいです。









猫を捨てる、と聞いただけで現在の私には信じられませんね。
その預けた方の人は祟られないのでしょうか。
むごい話でした。




          妙恵。



それから

背負子(しょいこ)と書くんですね。
今始めて知りました。
私の大発見ですw



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